お金を借りた知人と会うとき、電話で話すとき、メッセージを送るときは、丁寧に対応するようにしている。
例え、その知人が、からかっているような行動をとっていても。
北風と太陽戦法
書籍『日本人のためのお金の増やし方』で、長期的に嫌いな相手と交渉をうまくやるコツが載っていた。
- フレンドリー(友好的で、親しみやすい振る舞い)
- フェア(公正で、紳士的な振る舞い)
- フェレキシブル(融通がきいて、臨機応変な振る舞い)
嫌いな人に対して、この3つの行動を行っていれば、うまくいく交渉ができるという。(フレンドリー・フェア・フレキシブル戦法≒北風と太陽戦法)
どういうことかというと、優しい説得は、力の交渉に勝るという。
逆に、駆け引きが強引だと抵抗が激しくなるという。
相手の抵抗を和らげる早道は、新しい関係を築くこと、つまり、友人になること。
そうすれば、相手に影響を及ぼすことができるようになるようだ。
北風作戦の失敗
その知人が夜逃げをしてから、無視が始まった。そのため、3ヶ月間、公衆電話から激しく電話をかけまくった。
後日、居場所が判明して、訪ねた。そのとき、その知人は、始めはすっとぼけていた。
そして、「何をいまさら。あんなことされたら、やる気無くすよ。」と牙をむき出しにしてきた。
さらに、訪問当時のドアのたたき方や声のかけ方について、後日、その知人のストレスのはけ口にされた。
和解して15ヶ月後に、「あなたは、ストーカーだ。俺は、まともな人しか相手にしない。今度、無断で訪ねてきて、気が狂った声を上げて、騒いだら、法的措置をとる。」と、ケンカごしだった。
太陽作戦の成功
- その知人が夜逃げした後も2度、直接会って話し合いができた。お金を貸してから、1年も6年も経っているにもかかわらず。
- その知人が夜逃げした後も返済を続けたいとの態度をとり続けてくれた。お金を貸してから、4ヶ月~6年も経っているにもかかわらず。
トラブル相手と話すときの態度
そんなこともあり、トラブル相手と話すときは、対等な目線で、丁寧に会話することを心掛けるようになった。
参考にしたもの
書籍『日本人のためのお金の増やし方』(著者 ロバート・G.アレン、2018)