お金を借りた知人が、完全無視を決め込んだ時期がたくさんありました。
そのとき、どのように対応していけば良いのか分からずに悩みました。そのときに読んだ書籍から参考にした内容です。
遅延債務者の態度
借金の返済に対する態度を4タイプに分類していました。
大まかにまとめると、以下のようになります。
私と知人に当てはまるところをそれぞれ、印をつけました。
☆印:お金を貸した私
★印:お金を借りた知人
①自ら進んで返済してくれる債務者
少ないタイプ(全体の10%)
☆すぐ返してくれる。
☆借金があることを素直に認めてくれる。
☆払わない理由、払えない事情を自ら進んで、具体的に説明してくれる。
②問題を先遅れにして逃げようとする債務者 現実逃避型の人(全体の60%)
★いくら電話してもなかなか連絡が取れない。つまり、債権者から逃げている。
・プレッシャーに耐え切れず、何をしていいか、何をすべきなのかを分からないまま逃げている。
・連絡が取れても、なかなか借金を認めない。
・実際に会っても具体的な話ができない。
★尋ねても具体的な期日等を言わない。
★約束を守れない場合は、言い訳をたくさん用意している。
★いい人でありたいと思っている。
★世間的な評価を気にする。
★こちらが投げ出さない限り、一応、話は聞いてくれる。交渉を進めることができる。
③喧嘩をしてでも逃げようとする乱暴な債務者(全体の28%)
★なかなか連絡が取れない。
・いい人で有ろうと思っていない。
★会話を望んでいない。
★コミュニケーションをとる意思がなく、何とか支払いを逃れたいと思ている。
・言葉がとても乱暴で、けんか腰である。
起こるきっかけを待っている。
★ちょっとしたミスで、揚げ足を取るかのように怒り、自分を正当化する。
★他人を利用して自分を正当化しようとする。
★自分に自信がないエゴイストである。
★口がうまく、相手を攻撃するタイミングを逃さない。
★突然、払わないための理由を言い出す。
④詐欺師まがいな債務者(全体の2%)
私と知人はどっち
借金に対する態度で、私は①「自ら進んで返済してくれる債務者」に当てはまります。
知人の言葉を借りれば、”まともな”債務者の部類だといえます。
知人の場合は、②と③の「逃げようとする債務者」要素が入り混じっていて、はっきりしません。
はっきり言えることは、④詐欺師ではないことです。
どっちにしろ、借金を払わない人(遅延債務者全体の88%)の要素を持った人、遅延マンだということは確かです。