この8年間、お金を借りた知人(25歳〜32歳)が返済しやすいようにいろいろ協力してきました。
その中で、私は、知人の生活の負担にならないように、かなり譲歩してきました。
主な譲歩した内容
小さな譲歩が大きな譲歩を呼ぶ
この8年間、譲歩してきても何も良いことはありませんでした。知人のずるい行動からストレスを受けるだけでした。
さらに、調子にのった知人は、年々、譲歩の要求を大きくしていきました。
加藤諦三氏の書籍に「ずるい人には1㎜ほども譲歩してはいけない」とありました。
まさにそのとおりでした。ずるい人には、譲歩する価値すらないとわかる8年でした。
譲歩してはいけない理由
次のとおり、私の場合は、すべて当てはまっていました。
★質の悪い人に対して譲ると、要求をエスカレートさせる。
★こちらが譲ることで、相手は自分の不当な要求を正当な要求のように感じる。
★ずるい人がどんどんずるく厚かましくするのは、こちらの好意的譲歩が原因である。
★ずるい人に好意的に譲歩すると、トラブルが拡大する。
★要求がとおるという希望から、とおらないと相手に対する非難になる。
★譲った側は、譲ったという行動の正当性を心の中で受け入れてしまう。
★譲っていると、相手が不当なことを言っても、次第にそれが正当なことのように思われる。
★不当な要求なのに、通るのが当たり前と感じ始める。
★質の悪い人は、相手が苦しめば、それが喜びになる。
参考にしたもの
記事『焦げ付く前にこれだけはやっておこう‼プロが教える「遅延売掛金」究極の回収術』(著者:道家健一、2011、経理woman:経理・総務の仕事が丸ごと分かる月刊誌)