2021/9/30ブログ『本日も無視されています』に”貸出から8年もたってから損害賠償金の回収を始めた”ことを書きました。
そのことで、参考になりそうなものがあります。それは、"時間の経過"と"債権回収率"です。
時間の経過と回収率(事例1)
時間の経過 |
債権回収率 |
半年以内 |
40% |
1年 |
28% |
2年 |
12.5% |
参照①②
例:半年以内だと、40%の確率で回収できる。
時間の経過と回収率(事例2)
時間の経過 |
債権回収率 |
30日 |
89.9% |
60日 |
81.3% |
半年 |
52.1% |
1年 |
22.8% |
2年 |
9.3% |
参照③(アメリカの場合)
2つの表は、元になるデータが違うため、回収率が違っています。
しかし、共通しているのは、時間がたつほど、回収できなくなることです。6年、10年たつと、限りなく0%の確率で、回収できない。
2022/1/30ブログ『貸出金額と返済された金額』で、年ごとの返済された金額を表しました。
私の場合だと、いまだに全額回収できていません。上の表に従うと、今後も全額回収できないとことになります。
参考にしたもの
参照① 書籍『青い目の債権取り立て屋奮闘記』(著者スディーブン・ギャン、2001)
参照② 行政書士 西郡研太郎氏のホームページ