お金を借りた知人は、たびたび完全無視をします。そのとき、どのように対応すれば良いか分からずに悩みました。
その時期に読んだ記事から、私の場合に合わせて、回収の心構えを言い換えてみました。
貸金回収の心構え
- 貸金回収では、甘さを捨てろ。
理由:甘さを捨てれば、かなり突っ込んだ話ができるため。
- 相手に過度の気遣いをする必要はない。
理由:相手の急所を聞いて当たり前。聞けないなら、待つ必要はない。
- 相手が誠実に答えないなら、完全に決裂しろ。縁を切れ。
理由:相手は、契約に背いてあなたの人生を狂わせた元凶のため。
- 最低限、納得できる説明と入金されるまでに安心できる材料が必要だ。
最低限の説明や材料とは、
①なぜ、今、払えないのか?
②払えない事情は、いつ、どのように解決するのか?
③どのような裏付けがあるか?
④もし、払えない場合はどうするのか?
⑤払えない現状にあたって、どうやって待ってもらうつもりか?
- 法律の範囲内で行えるあらゆる手段で、相手を心理的に追い詰めろ。
私には、それらが出来ていたか?
回収のための心構えが出来ていませんでした。
相手任せでした。相手を尊重しすぎてました。
相手を気遣い過ぎて、突っ込んだ話が出来ていませんでした。
何より、相手とのコミュニケーションが取れませんでした。聞きたいときに、相手に答えてもらませんでした。
答えてもらったのは、何カ月以上もたったあとでした。その理由も裏付けはなく、ばかばかしいものばかりでした。
参考にしたもの
記事『焦げ付く前にこれだけはやっておこう‼プロが教える「遅延売掛金」究極の回収術』(著者:道家健一、2011、経理woman:経理・総務の仕事が丸ごと分かる月刊誌)