『本日も無視されています』

お金を貸した知人に無視され続けた記録

身内に信頼されない人間

ある経済小説を読んで

 楡周平氏の経済小説をよく読みます。最近は、老舗百貨店の経営者の苦悩と再生の小説を読みました。

 

大塚家具のようなクーデターになりそうだったり、店を潰さずに、雇用も守るにはどうしたら良いのか苦悩する社長の姿が印象的でした。

 

社内の経営陣だけでは、問題を解決できませんでした。社長の過去の人脈やそのつながりのある社外の人達のアイデアや協力を得て、新事業をスタートさせたところで終わりました。

 

実力のある人、経験のある人など他人とのつながりがないと成功しないものなのだと感じさせた話でした。

 

お金を貸した10年来の知人

 お金を貸した10年来の知人は、23歳頃から、いろいろな事業をしている人たちと人脈をつくろうとしていました。

 

いろんな人たちと組んで仕事をしようとしていました。

 

 6度目の話し合い(2015/7 東松戸)や7度目の話し合い(2019/3 秋葉原)のとき、対面での話し合いの途中で、必ず、彼の人脈達からLINEや電話が入って、話が中断することがありました。

 

着々と人脈作りができている様子でした。その点は、その知人に感心させられました。

 

話し合いを上手く終わらせるためのヤラセではないと思います。

 

 小説の中で、(p307)マルトミ百貨店 栄二郎社長が、「身内に信頼されないような人間に、経営者の資格はない。」と語る場面がありました。

 

今も知人は、個人事業者として、ワクワクした毎日を送っていると思います。しかし、過去の母親の話では、身内には信頼されていない感じがしました。

 

もし、知人社長のもとで働く話が私にあったなら、断っています。嫌な思いをするに決まっているからです。

 

 来年は、民事訴訟を予定しています。それまでに知人と和解の話ができると嬉しいです。

 

参考にしたもの

小説『日本ゲートウェイ

著者 楡周平

出版社 祥伝社

出版日 2023/3