お金を借りた人の支払能力を分析しました。知人の発言とその背景から実現の可能性を推測しました。
内容「表面的な支払意思があるケース」
①裏付けのあるケース
知人の発言1
・「5月27日に25万円入金があるので、それで返す」(2014年4月)
・「6/17から3ヶ月払いで返す」(2014年6月)
・「7/17から4ヶ月払いで返す」(2014年6月)
知人の発言1の裏付け
収入源 |
実現の可能性 |
資材搬入の仕事の収入 |
〇 |
知人の発言2
・「中古パソコン販売の仕事を1年ぐらいする予定なので、それで返す」(2015年7月)
知人の発言2の裏付け
収入源 |
実現の可能性 |
中古パソコン販売の収入 |
〇 |
②裏付けのないケース
裏付けのない発言
・知人「6月5日に返す」(2014/5)
・〈7回目の支払計画〉による返済(2019/3)
・知人「何が何でも必ず返す」「そのうち支払計画をお知らせします」(2014/7)
・知人「新規事業の収益で返すつもり」(2017/2)
・知人「安心してください」「いずれ必ず返します」(2019/12)
・知人「約束が果たせなかったら、切腹する覚悟です」(2017/2)
・知人「あなたが死んだら、相続人に払う」(2017/2)
・知人「長くかかっても必ず返す」(2017/2)
・知人「長くかかっても必ず保証する」(2017/2)
当時を振り返ると
お金を借りた知人とは、とにかく連絡が取り合えませんでした。
そのため、知人の一方的な申し出ばかりで、裏付けをしっかり確認できませんでした。
この8年間を振り返って感じることは、たとえ裏付けがあっても、知人の返済は、続かなかっただろうと感じています。
参考にしたもの
記事『焦げ付く前にこれだけはやっておこう‼プロが教える「遅延売掛金」究極の回収術』(著者:道家健一、2011、経理woman:経理・総務の仕事が丸ごと分かる月刊誌)