『本日も無視されています』

お金を貸した知人に無視され続けた記録

同情すると搾取される?

 知人との解決に向けて、ヒントになるものはないか、日々探しています。最近、読んだ本の21ページに次のようなことが載っていました。

 

『「かわいそう」などの同情で、搾取される。』

『同情した結果、足をすくわれて、お金を失うことになります。』

 

 まさに私のことでした。同情して、お金を貸した結果、いろいろ嫌な思いをして、自分の時間や貸したお金以上のお金を失うことになりました。

 

どうして同情すると、損をするの?

 他人との距離感に関係しているようだ。「かわいそう」と感じて、親切にすることで、心理的な距離が、肩を組み合うような家族の距離感まで近づきすぎてしまうらしい。

 

すると、相手は勘違いして、家族と同じ扱いをするようになるそうだ。「お金はもらって当然」「全然足りないよ」と、どんどん図々しくなっていく。

 

「かわいそう」で家族の距離感になってしまったら、〝あなたに対しても、何をやっても許される〟という感じになる。親切にしている私を平気で見下し、搾取していく。

 

原因は、私が相手のパーソナルスペース*1に侵入して、家族の距離感にしたせいだ。

 

相手は、「そんなことは当たり前だ」と大きな態度でいる。私は、多大な経済的損失を受ける。

 

「かわいそう」と近づいて、家族の距離感になろうものなら、相手から家族に対する仕打ちをされることになるという。

 

知人の家族も、知人から嫌な思いをさせられ、過ごしてきたということか。対策としては、距離感を言葉や態度で広げればよいのかな。

 

参考にしたもの

書籍『お金持ちになる人の心理学』

著者 大嶋信頼

発行日 2020.12.17

出版社 PHP出版

*1:密接距離・個体距離・社会距離・公衆距離の4つがあり、相手との関係性や場所などに合わせて、適切な距離を使い分けることが大切です。 親密距離とも呼ばれる密接距離は、相手との距離が45cm未満のゾーンで、親子や恋人同士など親しい間柄の人との距離です。